→こういった悩みに答えていきます!
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前回の記事「【Flexispot】大成功!天板DIYの準備物7個とは【ノウハウ大公開】」から天板をビバホームで調達しようと決心した方が多いと思います。
ただ、「実際にどうやって単なる板を天板に変身させていくの?」と不安に感じる方も多いと思います。
実は、天板づくりド素人な僕でも数時間でおしゃれな天板を作り上げた方法があるのです。
<実際の写真>
それは、丁寧なヤスリがけとワトコオイルを使用する方法です。
fa-check本記事を読んだ後の姿
この記事を読むことで、誰もがおしゃれな天板を流れるように作れるようになります。
<BEFORE>
<AFTER>
この記事を作業中のお供にしてもらえると、より安心材料になるかと思います!
【結論】やすりがけとオイル塗り
先に結論を書くと、天板を作るには大きく2つの工程を経て出来上がります。
具体的には以下の通り。
②ワトコオイル塗り(乾燥込み)
ざっくり、作業時間は半日で終わる分量です。
僕が約3ヶ月かけて吟味したノウハウを詰め込んであります。
fa-arrow-right概要説明はこの辺にして、詳細内容の解説に移っていきたいと思います。
【手順1】やすりがけ(#240)
まずはじめに、240番の紙やすりを用いて杉無垢板の表面を削っていきます。
作業する目的は次の通り。
・角をとる
・ケバを取る
・凹凸をなくす
この240番では切断後の尖った状態の木材を丸くしていくイメージです。
初めてヤスリ作業をするあなた向けにコツも載せておきます。
①一度に長くスクロールすること(小刻みはNG)
②横(厚み部分)の狭いところは板を立てかける
③縦にスクロールすること
特に③について、ヤスリがけをしていると「直線」か「回転」か、どうヤスリをかければ良いか悩むと思います。
僕は直線をおすすめします。
理由はハンドグリックを使用した状態で回転させると表面に傷が付きやすいからです。
慣れてくると子供に体験させてあげても良いかもです。
<子どもたちの作業風景>
子供たちも普段やらない作業に興奮気味でした。
実はこの作業風景には僕のちょっとした工夫が隠れています。
それは、ブルーシートの下にキャンプで使用する断熱シートを入れていることです。
<写真>

理由は次の通り。
・膝をついて作業をするので痛くないように
・凸凹したコンクリートによる天板へのダメージを最小限に抑えるため
→初めは無意識にこの形にしていましたが、実際に作業すると「膝が痛くない!」とメリットがありました。
【手順2】やすりがけ(#400)

次に、400番のヤスリで表面を仕上げていきます。
主なポイントは次の通り。
・小刻みにせずに広い範囲をヤスリがけする
・角に対して45度でヤスリを当てると綺麗に仕上がる
・ヤスリがけをやめるタイミングは粉があまり出なくなったら
作業をしていると無意識に力を入れがちです。
しかし、優しく表面を撫でる&小刻みにせずに広い範囲を一度にヤスリがけするイメージを持ってください。
なぜなら、400番での作業目的が表面を滑らかにすることだからです。
<破いてしまった光景>
角についても上記コツを守りながら根気よくヤスリがけしていきます。
<ヤスリがけ前>
<ヤスリがけ後>
ヤスリがけする、しないでは段違いの手触りですね。
加工前に「天板を両面加工する必要あるかどうか?」と疑問に思いました。
→結果的に僕はヤスリがけは両面行い、オイル塗りは表面だけにしました。
理由は裏面は基本的に見られない・触れない部分なので。
<実際の写真>
実際にワークスペースとして使用して一定期間経ちましたが、この判断で良かったと思っています。
作業が終わったら乾いたウェス(雑巾)で粉を拭き取りましょう。
ウェットティッシュなど水分を付けてしまうと再度表面がざらついてしまうので注意です。
【手順3】ワトコオイルを塗る(1回目)
次に天板にワトコオイルを塗っていきます。
オイル加工でのコツは次の通り。
①ハケは毛量が多い物がおすすめ
②オイルを入れておくトレイはなんでも良い
→特に②のハケはこだわりを持ったほうが良いと思います。
理由は塗りやすさと仕上がりに大きく影響するからです。
僕は昔、100均のハケを使用してDIYした際、すぐに塗料がカスカスになる&毛が抜け落ちるという苦い経験をしたことがあります。
しかし、ホムセンで売られている300円〜500円ぐらいの毛量が多いものに変えてからは驚くほど快適になりました。
<実際にオイルを塗っているところ>
→オイルはサラサラしているので、左から右、折り返して右から左って形で塗ると良いかもです。
理由は側面への液垂れが少なく済むからです。
僕は一発目を右端から左に塗ったのですが、側面に液垂れをして焦りました。
<側面への液垂れ>
なので、天板の右半分を塗っていくときは「左→右→(折り返して)→右→左」が良いと思います。
もし側面に液垂れしたとしても、オイルなので簡単に拭き取り&上塗り可能です。
作業前は「この缶1個だけで足りるかな…」と不安でした。
しかし、結果的には25%ほど残す形で終えることができたので十分です。
サラサラしているので良い感じに伸びてくれます。
<オイルを塗り終わった所>
fa-arrow-right底辺以外をすべて塗り終えたら、一度乾燥工程に入ります。
【手順4】乾燥
ワトコオイルの缶に書いてあるとおり、15〜30分乾燥させます。
この時点でも初めの無垢板と比較すると、天板感が出ていますね。
<加工前の無垢板>
乾燥時間が経過した天板の状態は次の通り
・表面をウエスで撫でると少しオイルがつく
実際にウェスで表面をなでてみた姿がこちら。
<ウェスでなでた所>
オイルが木に染み込んでほぼ何もつかない状態です。
オイル塗りは必ず外でやったほうが良いと思います。
理由はオイルの匂いがあるからです。
部屋でオイル塗りしてしまうと部屋中に匂いが充満してしまいます。
→マンションにお住まいの方もベランダなど外でやることをおすすめします。
乾燥が済んだら最後の2度塗り工程に入っていきます。
【手順5】ワトコオイルを塗る(2回目)
作業もこれでフィナーレです。
ワトコオイルの二度塗り工程です。
主なコツは次の通り。
①たっぷりめ
②濡れている状態でヤスリがけ
今回はオイルを二度塗りするだけでなく、上からヤスリがけを行います。
<ヤスリがけをしている光景>
これをすることで木くずとオイルが目に見えない凹凸を塞ぎ、表面が滑らかになるそうです。
僕はオイルを薄く塗ってからヤスリがけをしましたが、オイルが乾き始めてしまいヤスリが全く動かなかったです。
fa-arrow-rightなので、オイルをたっぷり塗る&天板を半分に分けて加工するなどの工夫が必要でした。
オイル塗り&ヤスリがけが終わったらウェスで表面を拭き取りましょう。
<実際の光景>
→ヤスリがけをしているときには気が付かなかったのですが、ウェスには沢山の木くずがついていました。
<出来上がり>
見るたびにテンションがあがる輝きになりました。
この後乾燥させると、このテカリは落ち着きます。
<塗った範囲>
→底辺以外をワトコオイルで塗っています。
僕は玄関に立て掛けて十分乾燥させました。
記事内でも触れましたが、オイル独特の匂いが玄関に充満します
なので匂いに弱い方は外に濡れないように置いておくほうが良いかもしれません。
<玄関で乾燥しているところ>
それにしても…素人ながら良い色に仕上がりました。
ここまで来るのに(準備物を吟味するのに)数ヶ月かかったので感無量です。
まとめ
この記事では、ビバホームで購入した杉無垢板にヤスリがけ&ワトコオイル塗装をすることで天板に生まれ変わらせる方法を解説しました。
僕が実際に疑問に思ったことをメモしつつこの記事を作ったので、あなたの作業中のお供にしてもらえると嬉しいです。
ちなみに、僕はFlexispot E7Proというフレームがコの字型のものを購入しました。
口コミに実際に使用した人の感想が載っているので、参考になると思います。
» E7 Pro(コの字型)の口コミを確認する
→この商品はオンラインストア限定なので、口コミは上記にしか無いと思います。