→こういった悩みに答えていきます!
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fa-check本記事の信頼性
プロジェクター用電動スクリーンの色は変えれないよね、と購入後に悩んで居る方は少なからず居ると思います。
実はラバースプレーを用いた塗装をすることで、自分の好きな色に変身させてしまうことが可能です。
fa-check記事を読んだ後の姿
この記事を読むことで、あなたの電動スクリーンに対する色の悩みを払拭し、毎日その姿を見るだけで楽しい気持ちになれます。
<BEFORE>
<AFTER>
【結論】電動スクリーンを好きな色に変えることは可能
先に結論を書くと、ラバースプレーを使って電動スクリーンの色を変えることが可能です。
・自分の好きな色に変えることができる
・失敗してもやり直しが効く
・飽きたらはがせる
→たぶん実際の写真を見てもらったほうが早いと思うので載せます。
<BEFORE>
→僕は木目と黒をテーマにしています。
しかし、電動スクリーンの色がテーマに合っていないことが毎日気になっていました。
これをラバースプレーを使って変身させると…
<AFTER>
→理想の黒色電動スクリーンになりました。
これを毎日見るたびにワクワク感を味わっています。
ラバースプレーは、吹き付けると薄いゴムになるスプレーです。
使い勝手は普通のスプレーで、仕上がりがはがせるゴムなのです。
→僕も今回初めて使いましたが、もう一度使ってみたいって思う商品です。
前置きはこの辺にしておいて、中身の解説に移りたいと思います!
【準備物】ラバースプレーと養生テープ
今回の作業に必要な購入物はラバースプレーと養生テープぐらいです。
びっくりするほど準備物が少ないです。
→何本買うか悩むと思うのですが2本は必要だと思います。
僕ははじめ1本で塗装していましたが、途中で足りなくなって2本目を近隣のホームセンターで探し回る羽目になりました。
→僕はホームセンター「DCMカーマ」で引っ越し用の養生テープを買いました。
→僕はAmazonなどで届く大きなダンボールを活用しました。
→これはダイソーで仕入れました。
ちなみに僕が実際に使用している電動スクリーンは以下です。
この電動スクリーンの設置系記事もあるので、覗いてみてください。
準備物はこの辺です。
早速、作業に取り掛かります。
【手順1】ホコリを取り除く
まずは、電動スクリーンに付いているホコリを取り除きます。
理由は以下の通り。
・表面には意外にホコリが積もっている
・ラバーに細かい凹凸が出来てしまう
・ラバーが剥がれやすくなってしまう
→ほこりの有無で仕上がりの品質が大きく左右してしまうので、念入りに掃除しましょう。
僕はウェットティッシュと乾燥ティッシュ両方を使い掃除しました。
【手順2】養生を念入りにする【一番大事】
ラバースプレーが付着してほしくない部分を養生テープで隠していきます。
後から振り返っても、この作業が一番大事です。
なぜなら、ラバースプレーは塗装時に細かい部分にまで入り込むからです。
①ラバー付着を避けたい所は隙間なく埋める
②養生テープは30cmずつ区切る
この2つの視点はメッチャ大切なので、それぞれ細かい補足をしていきます。
まずは①の養生を念入りにする部分です。
ラバースプレーを塗装する時、上下左右いろんな角度から電動スクリーンに対して吹付けを行います。
fa-arrow-rightなので、スクリーンの布部分などを確実に養生テープで隠す必要があるのです。
<表面>
→僕がこだわったのは、下から吹き付けても内部にラバーが入らないようにした部分です。
<裏面>
→裏面も養生テープを2行分貼りました。
次に、②養生テープは30cm単位が良いって部分の解説です。
理由は、剥がす際にまわりのラバーを剥がしてしまうことを防止するためです。
<30cmに養生テープを区切ったところ>
→僕は電動スクリーンの表を区切らずに養生し、裏を写真のように30cmずつに区切りました。
その結果、ラバー塗装後の養生テープの取り外しが段違いに裏面だけ早く終わりました。(効果は後半に見えてきます!)
→僕はケーブルをビニール袋に入れて養生テープで口を縛りました。
【手順3】ラバースプレーの吹付け【絶対に屋外で】
電動スクリーンにラバースプレーを吹き付けていきます。
この作業はメッチャ粒子が飛ぶので、必ず屋外でやりましょう。
・薄く塗り重ねていく
・ガード用のダンボールを必ず使う
・時間に余裕が出るように午前中から作業する
→どのスプレー缶もそうですが、薄く塗っていくのが基本です。
そして、薄く塗ろうとするとスプレーを本体から離した状態で広く振りかけるので周りにも飛び散りやすいです。
なのでガード用のダンボールも使用しましょう。
<作業風景>
ちなみに僕は、左手でダンボールを持ちつつ、右手で塗装しました。
スプレーを近づけすぎるとラバーが厚塗りになってしまい、次の写真みたいな感じになります。
ただ、乾いた時には馴染んでいたのでそんなに気にしなくて良いと思います。
<1回目の薄く塗ったところ>
→まだまだ下半分の白い部分が見えています。
<端の部分>
→両サイドの金具やプラスチック部分も塗装していきます。
更に電動スクリーンを回転させて(向きを変えて)、隅々まで塗装していきます。
<回転させて塗った後>
ある程度塗り終わったと思っても、塗り残しがあります。
<塗り残し>
特に電動スクリーン下の「ポールの底」「フレームの端」に塗り残しが出やすいので気をつけましょう。
この塗り残しを消すために、念入りな養生が必要なのです。
まかの最寄りのカーマに無かったので、ビバホームに電話で在庫確認・取り置きをしてもらいました。
ビバホームさんの対応に感謝です。
<2本目調達したところ>
→この時点で日没を迎え、メッチャ暗くなってました。
僕はスマホのライトを妻にあててもらいつつ、作業を続行しました。
ただ、塗りムラが全く分からないので暗い中での作業はオススメしないです。
<完成したところ>
途中、ハプニングもありましたが作業終了です。
ちなみに、塗装後3時間くらいは電動スクリーンを外に置いておいたほうが良いと思います。
理由はスプレー特有の匂いがするからです。
冬の場合はラバースプレーを35〜40度に温めましょう。
理由は噴射するラバーの細かさを霧状にするためです。
<ラバースプレー本体を温めているところ>
→実はこの方法、缶本体の説明書きにも書いてあることなのですが、はじめは疑っていました。
ただ、実際に温めた状態と、作業途中の冷えた状態ではラバーの吹付け易さが異なったと思います。
ラバースプレーを塗装する一番初めは、ダンボールなどに吹き付けテストしてみるのも良いかもです。
【手順4】養生テープを剥がす【ゆっくり慎重に】
ラバースプレーが確実に乾いたら養生テープを取り外します。
作業のコツは次の通り。
・養生テープを慎重に取り除く
・ねじりながら取る
養生テープが周りのラバーにくっついて剥がれるのを避けたいので、ねじりながら取る方が良いと思います。
<ねじりながら取る>
この養生テープを剥がす際に、30cmが丁度いいのです。
長すぎると気がついたら養生テープがラバーに接触していたりします。
<養生テープを取り終わったところ>
ラバーの色も塗装時より落ち着き、綺麗なマットブラックになりました。
【手順5】ラバーが剥がれた箇所は油性マジック

各種作業で剥がれてしまったラバー部分はマジックで塗ります。
そうすることで、全く気にならない見た目になります。
<マジックでの補修後>
これだけラバーと馴染んでくれたら問題無いですね。
【完成】好きな色になると気持ち良い
完成した電動スクリーンを再度取り付ければ完成です!
この完成した!という実感がDIYの醍醐味ですね。
<BEFORE>
<AFTER>
これで電動スクリーンの色を変更する方法の解説を終わりたいと思います!
お疲れさまでした。
まとめ
この記事では電動スクリーンの色を後から変更する方法を解説しました。
電動スクリーンの色は後から変えるのは難しいと思いがちですが、ラバースプレーがその悩みを解決してくれます。
ラバースプレーの商品ページにある口コミを見るともっと情報が集まると思います!
ちなみに、僕が今回塗装をした電動スクリーンは以下です。
もし、この記事を見てくださっているあなたが電動スクリーンの購入段階だったら以下記事も覗いてみてください。
僕の購入段階、取り付け段階それぞれのノウハウを詰め込みました。
それでは、この辺で終わりたいと思います!