→こういった悩みに答えていきます!
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コールマンのノーススターランタン2000を持っている方は長く使い続けたい!でも、そんな昔の消耗品なんて存在するのか悩みのタネですよね。
実はこの記事で紹介するお店・手順をそのまま真似するとランタンを復活させることが出来ます。
fa-check本記事を読んだ後の姿
この記事を読むことでノーススターランタン2000をオーバーホールし、更に使い続けられるようになります。
<BEFORE>
<AFTER>
【消耗品一覧】ノーススター2000の交換箇所
ノーススターランタン2000の消耗品は次の5箇所です。
<消耗品の箇所>
→ポンピングでランタン内に圧をかける役割
②燃料キャップの内側
→燃料キャップからの燃料漏れを防ぐ役割
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③燃料バルブのOリング
→燃料調節バルブからの燃料漏れを防ぐ役割
④燃料バルブのグラファイトパッキン
→同じく、燃料調節バルブからの燃料漏れを防ぐ役割
» (ヤフーショッピング)コールマン グラファイトパッキン標準サイズ3個セット日本製P 250
⑤ジェネレーター
→安定して燃料を噴射する役割
→こうやって見ると、ランタンって細かい消耗品で支えられているんだなっと僕自身も学びました。
言葉が紛らわしいのですが、ポンプキャップとポンプカップが存在します。
<ポンプキャップ>
→燃料タンクに圧力をかけるユニットの蓋部分です。
<ポンプカップ>
→ポンプの下部にある凹型の加圧する役割のものです。
ここはどのブログでも定期的に交換する部品として挙げられています。
僕はこの部品の名前の違いが分からずに、インターネット検索に難航した経験があります。
ぜひ、覚えておきましょう。
【部品の調達】オールドコールマンがオススメ
僕は主に「オールドコールマン」で部品を仕入れました。
①基本的に純正のものが少ない
②コールマン製品のパーツを販売しているショップがある
年月が経っても部品が変わらないのは嬉しいことですね。
コールマンの部品を調達する際、その製造年月日が意外に必要なときがあります。
理由は部品が変わっている場合があるからです。
具体的な確認方法は、コールマン製品は底に書かれているMM/YYの数字です。
僕の場合は05/98だったので、1998年5月製造という意味ですね。
ちなみに、僕が使っているランタンは幼少期(約20年前)に父親とキャンプに行っていた時のものです。
【事前準備】燃料と発火装置を抜いておく
ノーススター2000のオーバーホールを始める前に次の2つを取り外しておきましょう。
理由は、メンテナンス中の事故を未然に防ぐためです。
→感電するのを避ける。発火装置が生み出す電気に触れると意外に痛いです。
②燃料(ホワイトガソリン)
→燃料への引火を避ける。ガソリンは気化が早いので必ず取り除きましょう。
→これで事前準備が終わりです。
早速、分解手順について解説していきます。
【一連の流れ】ノーススター2000の分解方法
手順1〜手順7まで続きますが、どれもとても簡単な作業です。
ご自身のペースでゆっくり作業しましょう。
【手順1】ベンチレータ(ホーロー)上部のネジを左に回して取り外す
マントルはバラバラになりやすいので下に何か敷いた方が良いと思います。
僕はそのことを忘れていて、机の上がマントルの灰だらけになりました。
【手順2】遮熱板を取る
遮熱板は3つの足で止まっています。
内側に押し込むと簡単に外れます。
<取り外し後>
【手順3】真ん中の六角ネジを外す
バーナー部分は中心の六角一個で止まっています。
モンキーレンチなどで緩めましょう。
<取り外し後>
【手順4】ジェネレーターを取り外す
ジェネレーターの根元が六角担っているので、モンキーレンチで緩めましょう。
ジェネレータを取り外そうとすると、ジェネレータ内部にフックがあります。
あくまで引っ掛けてあるだけなので、安心して取り外してOKです。
<取り外し後>
【手順5】燃料調節バルブ中心のネジを外す
これは、中心にネジひとつで固定されています。
プラスドライバーで外せます。
すると、燃料調節バルブと台座(カラーって言います)が取れます。
<取り外し後>
【手順6】調節バルブを外す
根元が六角になっています。
モンキーレンチで左に回すと外れます。
<取り外し後>
Oリングが2個入っていて、硬化していることが分かります。(後ほど交換します。)
【手順7】燃料キャップを取る
実はこのキャップの内側にも消耗品があります。
<取り外し後(キャンプ裏面)>
これも消耗品なので、後ほど交換します。
【手順8】ポンプキャップを外す
ポンプキャップには凹部分があるので、ペンチか専用工具を差し込んで回します。
ちなみに、このポンプキャップの開閉を何度もやるとプラスチック製の爪が削れゆるゆるになります。
もし見かけたら購入しておくと良いと思います。
公式サイトでポンプキャップの販売が再開されたのでリンクを載せました。
<取り外し後>
以上がノーススター2000ランタンの分解方法になります。
ここからは各消耗品の交換方法について解説していきます。
【部品交換その1】ポンプ一式
今回は、ポンプキャップやポンプカップを含む一式(ポンププランジャーというらしいです)を交換しました。
理由は次の通り。
・ポンプキャップの爪が削れてゆるゆる
→ポンピングしてるとポンプ一式が燃料タンクから抜けてしまう(毎回ストレスになる)
・スポンジぼろぼろ
→実害は感じていないのですが、オイルが貯まらない
・ポンプカップゆるゆる
→ポンピングでの加圧はしにくい(これが一番の問題)
→新旧のポンププランジャーを左右に並べてみました。
<新旧比較>
(左:今までの物、右:新しいもの)
→右側のほうが微妙に一回り大きいことが分かります。
<交換後>
→交換後は明らかに加圧時の反発が違います。
インターネットを検索しているとノーススター2000の部品として以下2000A520Rが検索にヒットすると思います。
…というかこれしか出てこないと思います。
一方で一部のブログでは以下の記載があり、僕は約2ヶ月も購入を躊躇しました。
①ポンプの空気圧のが無い
②爪がはまらない
→ただ、僕の場合は結果的に問題なく使用できています。
【部品交換その2】燃料キャップの内側
燃料キャップの内側は何も消耗品が無いように思うのですが、実はゴムがあります。
これは燃料漏れを防ぐためだと思われます。
具体的には次の方法で取り外します。
・マイナスドライバーでほじくる
・ペンチで取り出す
→僕の場合は約20年間も使い続けた物なので、めっちゃ固まっていました。
<取り外した所>
コチラも新旧で比較しましたが、違いは一目瞭然ですね。
<新旧の比較結果>
(左:旧、右:新)
→新しいゴムは手ではめ込むだけで交換終わりです。
<作業後>
【部品交換その3】燃料バルブのOリング
次は燃料調節バルブのOリングです。
・Oリングはホムセンで購入可能
・耐油性「NBRゴム」を選ぼう
純正と全く同じサイズではなく、ゴムが太い印象です。
昔のOリングは硬化しているので、ペンチで取ろうとすると簡単に割れてしまいました。
<Oリングを取り外した所>
新しいOリングに交換します。
<交換後>
ここで1つハプニング発生しました。
以下がメモです。
<注意>両方変えると燃料調節バルブが回らなくなる
僕はOリング2個を両方とも交換しました。
しかし、全てもとに戻して燃料調節バルブを回そうとすとめっちゃ固くて回せなくなりました。
これはお持ちのノーススター2000ランタンの型番にもよるかもですが、Oリングは片側のみ交換でも良いかもしれません。
【部品交換その4】燃料バルブのグラファイトパッキン
燃料バルブに付いている上記ネジ内側にはグラファイトパッキンと呼ばれる鉛があるので交換します。
グラファイトパッキンは燃料調節バルブにかかる圧に耐え、燃料漏れを防ぐ役割があるそうです。
・ほりほりしていく
・コツは上からほっていく
この部品を取り外す際、「本当にそんな所に部品なんてあるの?」と思いました。
しかし、小さなマイナスドライバーでホリホリしていると徐々に削れました。
<ホリホリしているところ>
新しいグラファイトパッキンは指とプラスドライバーで押し込fa-check本記事の内容
fa-check本記事の信頼性めば交換完了です。
<グラファイトパッキンの交換完了>
【部品交換その5】ジェネレーター
最後にジェネレータの交換です。
作業する上でのコツは次のとおりです。
①戻す際はジェネレータ内部のL字部分を穴に差し込む
②中心にある金色の棒を忘れずに戻す
<ジェネレータの新旧>
左が旧、右が新品ですが綺麗さは一目瞭然ですね。
戻す際に、新しいジェネレータ根本のL字部分を燃料調節部分の中に差し込むことさえ忘れなければ問題無いです。
<ジェネレータの交換後>
どちらかというと②の金色の棒を戻すことを忘れがちなので注意してください。
これで消耗品交換方法の解説は終わりです!
全ての部品を元通りに組み立て直しましょう。
<元通りに組み立てたところ>
最後にマントルを取り付けて、着火してみましょう。
試し着火
ドキドキの瞬間です。
<空焚きを終えたところ>
…いざ着火!
→これだけ綺麗に燃えていると、次の気持ちを一気に感じることが出来ます。
②次のキャンプでもランタンを使える安心感
これで私の父親から譲り受けたものを次の世代にも無事に渡せそうな気がします。
まとめ
この記事では、20年ぐらい使い続けているノーススター2000の消耗品を取り替える方法を解説しました。
交換作業自体は全く悩むこと無く終えることができます。
大事なのは作業に向けた準備物を揃えるところだと思います。
→このすぐ下にこの記事で紹介した部品リンクを載せておくので、あなたは楽しちゃってください!
①ポンプキャップ
→ポンピングでランタン内に圧をかける役割
②燃料キャップの内側
→燃料キャップからの燃料漏れを防ぐ役割
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③燃料バルブのOリング
→燃料調節バルブからの燃料漏れを防ぐ役割
④燃料バルブのグラファイトパッキン
→同じく、燃料調節バルブからの燃料漏れを防ぐ役割
» (ヤフーショッピング)コールマン グラファイトパッキン標準サイズ3個セット日本製P 250
⑤ジェネレーター
→安定して燃料を噴射する役割
では、おしまいっ!