【大公開】階段下収納のDIYでかかる費用とは【だいたい6万円です】
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階段下収納をDIYしたいと思っているけど全部でいくらかかる?結果的に業者に頼んだ方が安くつくのは避けたいので、金額感を知りたいよう・・・。

 
→こういった悩みに答えていきます!

本記事の内容

 
本記事の信頼性

この記事を書いている僕は素人ながら階段下収納をDIYしました。

<DIY前>

<DIY後>

今回は、階段下収納をDIYした時にかかる費用とその内訳について解説します。

階段下収納を作りたいと考えている人は、「いったいどんな道具・材料を買って、全部でどれぐらいの費用になるのか」と不安になるものです。

ただ、実は自分の時間と体力を使えば、うん十万円といった金額にならずに済むのです。

実際に、僕はこの本記事で紹介する工具、材料をフル活用して、階段下収納を作ることができました。

この記事に書いてあるものを真似して揃えると、階段下収納を作り上げることができるようになります。

約5分で読めるので、階段下収納にトライしたい方は最後まで読んでください。

トータルコストは約6万円

先に結論を書いてしまうと、今回の階段下収納DIYに投じたお金は約60,000円です。

ハウスメーカーでの見積が約20万円だったので、十分やって意味があったと思っています。

理由は単なる節約だけでなく、失敗を通じて施工に必要な具体の作業が身についたからです。

具体的には、「木枠を斜めにカットする技術力がどれほどいるか」「部屋一個を作るのに時間がどれほどかかるか」などです。

 
つまり、こういった具体の作業を知っているからこそ、次回は品質・コスト・時間のトータルバランスで外注するかどうかを判断できるようになるのです。

ということで、階段下収納を作る各工程でどれぐらいの費用がかかるか内数を解説していきます。

【内数1】中身を内視鏡でチラ見:約10,000円

内視鏡を使って、壁内部の状況を確認する工程です。

使用した材料は次のとおりです。

<工具>
・メタルキャッチャー
 →壁内部のビスに反応し、その結果、壁の下地(木枠)を探り当てることができます。

・LEDライト付き内視鏡

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→この工程で一番大事な壁内部を覗くための機械です。

・ 園芸に使う棒(100円)
・ インパクト(無料レンタル)

 
ざっくりな使い方は、メタルキャッチャーを用いて穴あけできる箇所を特定し、インパクトで内視鏡を通すための穴をあける。穴を開けたら内視鏡を園芸の棒にくくりつけて穴の内部に通すという感じです。

園芸の棒に内視鏡を固定するのは、内視鏡が垂れ下がらずに真っ直ぐ入れるためです。

費用のうち約9,000円と大部分を占めているのが内視鏡です。

なので「壁の内部なんて覗かなくて良いよ!」と思われる方は、ぶっちゃけ、この工程を割愛したら節約になります。

【内数2】カベをのこぎりでぶち抜く:約5,000円

内視鏡を使って穴をあける自信が付いたら、実際に壁に穴を開けていきます。

壁開けに使用した工具は次のとおりです。

<工具>
・養生テープ

・石膏ボード用カッター

 →石膏ボードの切り出し、加工にはマストな物です。

・ジグソー(レンタル)
・ジグソーブレード(90mm)
・のこぎり

 
基本的には養生テープで下書きをして、石膏ボード用カッターで切り落としていくイメージです。

壁の下部には巾木と呼ばれる木製の枠があるので、それをのこぎりを使って取り除きます。

ぶっちゃけ、壁を切り落とす作業は石膏ボード用カッターが大活躍でした。

壁をぶち抜くのって電動工具でワイルドにやるイメージがあったんだけど、違うの?と思われる方も多いと思います。

 
確かにそういう意見も分かります。私もそう思っていた一人です。

ただ、実際は手動で地道にやるほうが良いです。

理由は、電動インパクトで石膏ボードを切り落とすと石膏ボードの粉がめっちゃ舞ってしまうからです。

<買ったけど、この工程では不要だったもの>
・石膏ボードドリルソー

 
なので、電動工具はあくまで、石膏ボード用カッターで切り落とせない物に対して使うイメージでいると良いと思います。

ここで1個余談です。僕は床にビスが刺さっているのを取り除こうとしたらビス頭が切れてしまいました。

そんな時はネジザウルスというペンチがあれば綺麗に取れます。

【内数3】石膏ボードの下地(木枠)を作成:約2,500円

壁作りの下準備のために、木枠を組み上げます。

実は、部屋の壁は表側から見ると、壁紙→石膏ボード→木枠って感じでできているのです。

使用する工具と材料は次のとおりです。


<工具>
・インパクト ※持参
・ジグソー(無料レンタル)
・グローブ(持参:園芸用を流用)
・水平器

<材料>
・ビス(60mm、45mm)
・桧の木材(1,500円ぐらい)

 
木材をジグソーを使ってカットし、ビス・インパクト・水平器で固定していく感じです。

僕はインパクトを持っていましたが、ホームセンターで2泊3日無料〜300円ほどでレンタルできます。

ちなみに、ジグソーはホームセンターでのレンタルを合計4回ほど利用しました。笑

【内数4】石膏ボードを加工:約6,800円

石膏ボードを自身の壁に合った形、大きさに加工していく工程です。

工具と材料は次のとおりです。


<工具>
・石膏ボード用カッター
 →壁のぶち抜きに続き、ここでも活躍します。

・石膏ボード用ヤスリ
 →壁紙を切った時は断面がボロボロするの慣らしに使います。

・120cmガイド付き定規
 →石膏ボードに下書きする時に大活躍です。

・シャーペン

<材料>
・石膏ボード(910mm×1820mm×12.5mm)×3枚(369円×3枚)

 
ざっくりな流れを説明すると、石膏ボード裏面に120cmガイド付き定規で切り落とす部分に線を引きます。

その後、石膏ボード用カッターで5〜10回ほど切り込みを入れて、石膏ボードを少し揺らすとパキッっと折ることができます。

石膏ボードを切り出しても表面が凸凹しているので石膏ボード用ヤスリで形を整えます。

石膏ボードを購入する時、厚さが12.5mmと9.5mmの2種類が存在してどっちを選んでいいか悩むと思います。

 
私もホームセンターに行って売り場でめっちゃググりました。

細かいことは分かりませんが、壁は12.5mmを、天井は9.5mmを使用すると良いそうです。

【内数5】石膏ボードを取り付け:約3,200円

石膏ボードの加工が済んだら、取り付けをします。

必要な工具と材料は次のとおりです。


<工具>
・インパクト
・グローブ
・ビスキャッチ
 →このアタッチメントの存在がとても大きいです。

・クランプ
 →自分の手の代わりに物を挟んで固定する工具です。DIYでめっちゃ使います。

<材料>
・石膏ボード用ビス(500円)

 
この工程はシンプルで、石膏ボードをクランプと呼ばれる固定具で支え、インパクトでビス止めをしていきます。

また、インパクトでビス打つと貫通してしまったり、その勢いで割れてしまう事があります。

なので、ビスキャッチと呼ばれる石膏ボードにビスを良い感じの深さで留めてくれるアタッチメントを使用します。

ビスキャッチって言われてもいまいちイメージがつかない!って思う方も多いと思います。

 
私もビスキャッチを購入して実物に触るまで分からなかったです。

なので、実際に使った際の動画を載せておきますね。

この動画のようにインパクトをどんだけ強く打とうがビスを石膏ボードに少し食い込んだ状態(いい感じの深さ)で留めてくれるのです。

【内数6】石膏ボードをパテ埋め〜2回目〜ヤスリがけ:約6,200円

石膏ボードを取り付けしたら、石膏ボード同士の凹凸をパテで埋めていきます。

工具と材料は次のとおりです。


<工具>
・パテ板
 →大きめ、金属がオススメ

・パテベラ
 →150mm(5寸)がオススメ

<材料>
・タイガー石膏ボード用パテ
→上塗り、下塗り兼用パテです

・ファイバーテープ
→様々なサイトを見て行き着いたファイバーテープです。

・水(ペットボトル)

・パテと水を混ぜる器(あれば捗る)

 
石膏ボード同士の凹凸はファイバーテープで事前に結合させます。そして、パテ板の上でパテと水を混ぜ合わせながら、パテを作っていきます。出来上がったパテをパテ板を使って石膏ボードの凹凸を埋めるように塗っていきます。

パテ塗りなんてやったこと無いんだけど、失敗せずにできるかな?と不安を持つ方も多いと思います。

 
ただ、ぶっちゃけ子供の頃に泥遊びをしていた経験があればなんとかなると思います。

理由は、塗ったらすぐに固まるものでは無いからです。

なので、失敗したらパテベラを使って削ぎ落としちゃえば良いのです。

【内数7】壁紙貼り:8,900円

さて、壁作りの最終工程で壁紙を貼っていきます。

使用する工具と材料は次のとおりです。


<工具>
・壁紙貼りキット
 →壁紙を貼る際に必要なローラー、ハケなどの工具が入っています。

・壁紙カッター
 →キットだけでも十分なのですが、カッター内部だけはめっちゃ切れるものにこだわります。

<材料>
・壁紙_白(880円×3個)

<のり付けに挑戦したい場合>
・壁紙_レンガ調(1280円×3個)

・のりをのばすヘラ(335円)

・かべ紙用のり
 →意外に沢山のノリを使用します

 
壁紙キットには、壁紙貼りに必要なローラーや空気抜きのハケが入っています。

基本的にこれで足りるのですが、カッターだけはめっちゃ切れるものを準備していくほうが良いです。

理由は、余分な壁紙を綺麗に切り落とすことができ、その結果仕上がりに大きく影響するからです。

「壁紙はのり無しとのり付きどっちが良いの?」と疑問に感じる方も多いと思います。

 
私もホームセンターの壁紙売り場でめっちゃ悩みました。

なので両方試してみましたが、結果的にはのり付きが完全初心者にはオススメです。

理由は壁紙を貼り付けするまでに取り回しやすいからです。

具体的には、のりが付いている部分にはフィルムが貼ってあるので持ち運びに気を使わなくて良く、その上で石膏ボードへの貼り付けも少しずつフィルムを剥がすことができるのです。

なので、完全初心者が壁紙貼りに挑戦する場合は「のり付き」を買うほうが良いと思います。

【内数8】入り口の間口木の加工&取り付け:約7,800円

階段下収納DIYも終盤に入っていきます。入り口に木枠を取り付けていく工程です。

木枠を取り付けすることで見た目が綺麗になるとともに、デザイン性が増します。

<取り付け前>

<取り付け後>

必要な工具、材料は次のとおりです。


<工具>
・ジグソー(レンタル)無料 ※バロー

・クランプ
→クランプが無いとジグソーで綺麗に加工できないです。

・120cmガイド付き定規
 →同じく、ガイドがないとジグソー作業ができないです。

・L字定規
 →120cm定規だと長過ぎる場合に使用します。

・分度器(100円)
・シャーペン
・木工やすり(798円)
→木枠の長さの誤差を微調整するのに使います。紙やすりとは削れ方が雲泥の差です。

<材料>
・窓枠105mm幅(1,490円×3個)

 
ざっくりな使い方は、窓枠を120cm定規、L字定規、分度器を使って下書きします。

その次にクランプで木枠を固定しつつ、120cmガイド付き定規に沿ってジグソーを進ませカットします。

木枠取り付けの際、少し削りが足らなかったら木工用ヤスリで微調整します。

「結構たくさんの工具を準備しないといけないんだね」って少し引き気味に感じる方もいると思います。

 
確かにそういう意見も分かります。私もそうでした。

ただ、実際に工具を揃える中で分かったのは「いろんな作業に共通して使える」ってことです。

例えば、120cmガイド付き定規は石膏ボードの下書きだけでなく、この木枠の加工(ジグソーのガイドとなる)にも活用できます。

ということで、初期投資は少しかかるものの次回のDIYには大いに役立つモノたちだと思います。

【内数9】巾木の取り付け:約1,100円


階段下収納DIYの最後の工程として、巾木を取り付けていきます。

巾木とは壁と床の境目にあるで少しだけ模様が入った木です。

巾木はデザインを引き締める効果だけでなく、掃除機のヘッドが当たった際に壁紙を傷つけない効果があります。

巾木の取り付けに必要な工具と材料は次の通りです。


<工具>
・金づち ※持参
・のこぎり ※持参

<材料>
・巾木(598円) ※カット100円ぐらい
・隠し釘(ホームセンターで498円)

隠し釘って何?と疑問に感じた方もいると思います。

 
私も巾木を取り付けるまで存在を知らなかったです。

隠し釘とは、頭部分が簡単に取り外しできる釘です。

つまり、巾木をデザイン性を失わずに止めることができるのです。

【内数10】収納ラック:約8,200円

最後に収納ラックを配置します。

収納ラックは好みもあると思いますが、黒色がオススメです。

理由は外から見たときに目立たない(暗さに同化する)ので、物置きって印象を薄められるからです。

私が実際に使用しているのは次のとおりです。

 
ぶっちゃけ、収納ラックは様々なメーカが出しているのでご家庭のサイズに合うものを選べばいいと思います。

品質もおおよそ同じなので、気にする必要はないと思います。

ちなみに、DCM商品はDCMオンラインストアで購入するのが最安値な事が多いです。

ただ、「なにかお得に購入する方法無いの?」って方もいると思います

 
その場合は楽天が運営している楽天リーベイツを経由して購入すると数%(100円分くらい)の楽天ポイントバックが受けられます。

個人的にここ最近で一番のびて来ているポイントサイトだと思います。

» 楽天リーベイツの詳細はコチラ

初めて商品を購入するとプラスで500Pを貰えるキャンペーンもやっているので、「自分はお得情報とかにうとくって悩んでいる。一回は挑戦したいんよね」って方には取っつきやすいと思います。

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

おそらく階段下収納をやってみようかなって悩んでいる方がこの記事を読んでくださっていると予想します。

その場合には、以下金額感を判断の材料にしてもらえればと思います。

・業者だと20万円ぐらい
・DIYだと6万円ぐらい

 
また、DIYを終えて思ったのは、プロの力は偉大だってことです。

今回のDIYで具体的な作業が何か分かったので、次回からは躊躇なく金額と時間との兼ね合いで依頼するかどうかを判断できそうです。

今日は、この辺で終わりたいと思います!

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