→実際に私有地で白線を引いて得たノウハウと手順を写真付きで分かりやすく説明します。
- 子供の道路飛び出しを防止するには白線を引くのが有効
- 白線はホームセンターで売っている専用のスプレーで書くことができる
- 施工は晴れた日で2時間ほどで完了
私有地(家の前)のアスファルトで道路や駐車場同様の白線を引きたいけど、そもそもどうやってやれば良いのか分からず、困っていませんか?
実はこの記事に書いてある手順通りに作業をすると、素人でも簡単に白線を引くことが出来ます。
この記事では、白線を引くために必要な準備物と具体的な5個のステップを説明します。
やりたいこと
今回の施工目的は「アスファルトに白線を引き、子どもたちがその線より前方に出ないようにすること(ヒヤリハットを無くすこと)」です。
具体的には我が家は写真のように少しだけアスファルトの私有地があり、そこで近所の子どもたち含めて遊んでいます。
しかし遊びの最中、子供達が私有地から公道まで飛び出してしまい、何度か車とぶつかりそうになっていました。
今回、公道の端に引いてある線と同様の幅15cmの白線を引きます。
私と同様の悩みを抱えている方は、ぜひこのまま読み進めてください。
準備物
まずは準備物を説明します。
(2)メジャー(家にあった)×1
(3)養生テープ(一部、家にあった)×2
fa-arrow-right僕はホームセンター「DCM」で調達しましたが、ポチりたい人はこちらが無難です。
(4)プライマー ×1
fa-arrow-right僕はパーツクリーナーで施工しましたが、ちゃんと専用のがあるようです。
(5)ダンボール(家にあった)×1
(6)道路線引き用スプレー×1
fa-arrow-right今回使用した「道路線引き用スプレー」は幅のパターンが白線幅が3cm(細線用)、5cm(中線用)、9cm(太線用)がありますが、実際に白線を引いて感じたのは9cmの太線用がオススメです。
(7)軍手(家にあった)×1
準備物をざっくりどうやって使用していくかを説明すると、事前にほうき(1)でゴミを取り除き、メジャー(2)を使って白線を書きたい位置や太さを決定し、養生テープ(3)で囲う。
位置が決まったらプライマーで油分を取り除き(4)、ダンボール(5)で周りに塗料が飛び散らないようにしつつ、道路線引き用スプレー(6)で白線を引いていくという流れです。
白線スプレーを使用する際に、手が汚れないよに軍手(7)があれば尚良しという形です。
実際に施工中に感じたことですが、道路線引き用スプレーは霧状で空気中に粒子が飛びます。なので、その粒子を吸い込まないためにもマスクをしておいた方がもっと良いかもしれません。
費用:約2,000円
今回は家にあったものを除くと実費はプライマー(約200円)と道路線引き用スプレー(約1,000円)の約1,200円でした。
養生テープ×2個を入れても約2,000円以内に収まります。
それでは、手順の説明に移りましょう。
【手順1】ほうきでゴミを取り除く
まずは、ほうきでアスファルト上にある小石や砂を取り除きましょう。
アスファルトって意外に小石などが落ちているのです。
【手順2】白線位置を決める(重要!)
次に白線を引く位置をメジャーを使って決めていきましょう。
我が家の前のアスファルトは幅が5m50cmだったので、左右50cmの余白をあけて4m50cmの白線を引くこととしました。
白線を引く位置が決まったら養生テープを使って四角を作ります。
この後のプライマーや白線のスプレーをするための一回り外側に養生テープを貼っておくと良いです。
ココがポイント
【手順3】プライマーをふる
養生テープを貼り終えたら、プライマーで油分を抜き取りましょう。
アスファルトに油分が沢山あるとは考えにくいですが、車が何度も通過しているうちに、、という事もありますので念の為の下準備です。
【手順4】道路線引き用スプレーで白線をひく
道路線引き用スプレーを使ってアスファルトに白線を引いていきます
スプレーの塗料は周りに飛ぶのでダンボールを用いて囲いを作りつつ施工すると良いでしょう。
コツは1箇所を念入りにスプレーするのではなく、まずは薄く全体にスプレーを吹きかけ、2回目、3回目とスプレーの残数が許す限り行うと全体的に均等な白線を引くことが出来ます。
スプレーが終わったら30分〜1時間ほど乾燥のために放置しましょう。
ココがポイント
-
白線は上下・左右からスプレーを吹きかけると綺麗に施工することができます。なぜなら、凹凸があるアスファルトは一方向だけでスプレーを吹きかけても色がつくのは一部だからです。(正面からスプレーふっても裏側には色がつかないのと同じです。)
- 施工中はスプレー容量(残数)が心配になる事がありますが、意外に長く持ちますのでご安心を。
【手順5】養生テープを取り除く
最後に養生テープを剥がしましょう。
今回の施工工程の中で一番気持ちが良い瞬間です。(笑)
完成
施工完了した写真がこちら。
奥に公道の白線があるのですが、ほぼ同等のクオリティを実現出来ました。
もちろん、水に濡れても問題ありません。
この白線がいつまで持続するのか要観察です。
考察:目的は達成できたのか?
[2020/08/02施工当日]
今回の目的は子供が外に飛び出さないことでした。
結果はある程度効果があったと考えています。
6歳の子供は必ず出ないようになりましたし、3歳の子供は徐々に白線の存在を認識しはじめたという感じです。
[2023/07/29(施工3年後)]
気がつけば施工してから3年が経ちました。
毎日のように車の出入りしているので、タイヤが通るところは少し薄れています。
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
自分が作業するイメージは付きましたか?
この後、あなたが実際に作業をすることを予想し重要なポイントを振り返りましょう。
- 養生テープで正確な位置を定めること
- 道路線引き用スプレーをかける際は、はじめは薄く全体に散布する
- 道路線引き用スプレーを上下左右から散布するとアスファルトの黒色が無い綺麗な白線になる。
あとは実際に行動あるのみです!
まずは準備物を揃えるところから行動してみましょう。
(2)メジャー(家にあった)×1
(3)養生テープ(一部、家にあった)×2
fa-arrow-right僕はホームセンター「DCM」で調達しましたが、ポチりたい人はこちらが無難です。
(4)プライマー ×1
fa-arrow-right僕はパーツクリーナーで施工しましたが、ちゃんと専用のがあるようです。
(5)ダンボール(家にあった)×1
(6)道路線引き用スプレー×1
fa-arrow-right今回使用した「道路線引き用スプレー」は幅のパターンが白線幅が3cm(細線用)、5cm(中線用)、9cm(太線用)がありますが、実際に白線を引いて感じたのは9cmの太線用がオススメです。
(7)軍手(家にあった)×1