【無印】頑丈ボックス特大×セリアすのこでテーブルを作る手順10個
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無印のポリプロピレン頑丈収納ボックスの特大でテーブルを作ろうとしている方

どんな材料が必要なのか?すのこは何個買えばいいの?子供と一緒に作れる?作成する際のノウハウは無いの?

→具体的な作業手順と、実際に作成した経験からアドバイスをします!

ざっくり3行でまとめると
  1. 無印のポリプロピレン頑丈収納ボックス(特大)の蓋を利用して、テーブルを作ることができる
  2. 材料は全て100均で揃えることができる
  3. 子供が行える作業もあるので家族楽しく取り組める

無印のポリプロピレン頑丈収納ボックスの蓋をテーブルにしたいけど、具体的な準備物・手順が分からないと悩んでいませんか?

この記事に書いてある手順を実践すると、丸めて収納もできちゃうテーブルを作ることが出来ます。

なぜなら私自身が実際に経験して得たノウハウ(良かった部分、反省点)を詰め込んだ手順だからです。

この記事ではテーブルを作成するために必要な材料と手順を分かりやすく説明します。

完成図

この記事に書いてある方法をそっくりそのまま真似をすると、写真のような無印のポリプロピレン頑丈収納ボックスの特大サイズの蓋裏を活用したテーブルを作成する事が出来ます。

使用しないときは丸めてポリプロピレンボックスに収納することができるので場所にも困りません。

キャンプをする際には、なんだかんだ物を置くためのスペースが欲しいけど、移動中はコンパクトにしたいのでその理想を叶えてくれて便利ですよ。

楽しかったこと(娘・息子の感想)

私は「子供(6才、2才)に様々な体験をさせる」ことが子育てのテーマなので、今回も極力子どもたちに自分の手で体験できるように工夫しました。

その結果、6才の子からは「ニスをぬりぬりするやつが楽しかった」と。

そして2才の子からは「ぼぉくぅは・・・・(←あまりにもテンション高く聞き取れなかった。。)」と、体全体で喜びを表現していました。

管理人
一見難しそうな作業も含まれていますが、作業を分解するとその中には子供でも体験できる作業があるので、土日の家族団らんとしてやるのがオススメですよ!

準備物

必須な準備物と個数

必要な材料と個数、購入場所を説明します。

  1. 桐すのこ33×37サイズ(セリア)×5個
  2. ペンチ(家にあった)×1個
  3. 紙やすり(セリア)×1個
  4. ノコギリ(家にあった)×1個
  5. 水性ニス_メープル(セリア)×1個
    【あとがき】水性ニスだと外で使うと溶けてしまうので「水性ウレタンニス」をオススメします。詳細は「【失敗談】無印頑丈ボックスに水性ウレタンニスを塗った結果」で説明してますので、この記事の後でご覧ください!
  6. つやだしニス_透明(セリア)×1個
  7. カバンテープ1.2m(セリア)×2個
  8. ハサミ(家にあった)
  9. 工作用カッター(家にあった)×1個
  10. 工作用カッター専用針(ダイソー)×1個
  11. フリーバンド(セリア)×1個

ざっくりの使い方ですが、すのこ(1)をペンチ(2)をつかって分解し、紙やすり(3)・のこぎり(4)で整形する。

その後、ニス(5,6)で着色とコーティングを行い、仕上げとしてカバンテープ(7)をハサミで長さを整えつつ、工作用カッター(8,9)で取り付けする。という形です。

フリーバンド(10)は収納用です。

補足:すのこについて
他の方のblogで4個必要と記載されていることがありますが、私が実際に作成したところ、木の板が22枚必要でした。すのこ1個で板が5枚取れるとして最終的にすのこは5個購入したほうが無難です。
4枚だと蓋の両サイドが埋まらない形になってしまいます。
私は当初4枚しか買ってなかったのですが、両サイドを埋めたかったので追加購入しました。
補足:紙やすりについて
セリアで複数の粗さが入っているのを選ぶと良いでしょう。
私の場合、粗目の80番紙やすりでささくれなどを落とし、120番紙やすりで表面をツルツルにするという工程を踏みました。
紙やすりの番号が4桁(車などで用いる耐水やすり)だと時間がかかることが予想されるので、百均で揃えたほうが無難です。

ちなみに、無印ポリプロピレン頑丈ボックス(特大)は店舗で見かける機会が少ないです。

そんな場合は無印公式サイトASKULからネット注文するのが早いです。

\送料を加味するとASKULの方が安い/

 

このチャンスを逃さないでね!

作業が捗るもの(無くても作業可能)

次に、作業をする上で必須ではないけど、あると作業が非常にはかどる物を紹介します。

  1. レジャーシート(あれば)×1枚
  2. 新聞紙(家にあった)×2枚
  3. ゴム手袋(家にあった)×1個
  4. メジャー(家にあった)×1個
  5. 1円玉×2枚
  6. 養生テープ(家にあった)×1個
  7. 着火マンかライター(家にあった)×1個
補足:レジャーシート、新聞紙について
ニスを扱うと必ず周りに付いてしまうので、床で作業するならレジャーシートを、テーブルの上で作業するのであれば新聞紙などの敷くものがあると良いと思います。
補足:ゴム手袋について

これは声を大にして必要とお伝えしたいです。

なぜなら、ニスをハケで塗る際に必ず手にニスが付いてしまうからです。水性のニスなので時間をかければ落ちますが、手袋があると楽です。ビニールの手袋でも大丈夫だと思います。

補足:かばんテープについて
頑丈ボックス特大は横幅が80cmなので、カバンテープ1.2mが2個必要だということをお忘れなく!私は間違って1個だけ買ってしまい、後ほど追加で買いに行く羽目になりました。。

予算:1,500円〜2,000円(税込)

上記持ち物のうち何を持っているかによるのですが、新聞紙以外を全て購入するとした場合は2,000円(税込)で作成できます。

私の場合、「(家にあった)」と記載しているものは費用がかかっていないので実質1,500円(税込)ほどで作成できました。

所要時間:2日

全行程を終えるのに2日を見ておくといいでしょう。

2日の理由ですが、ニスを乾燥させる時間が意外に必要になってきます。

具体的には、ニス(茶色)を板の表(両サイド含む)と裏で2回、更にニス(光沢)を塗るのに表(両サイド含む)と裏で2回必要なので、これを加味すると完成までに2日見ていくと良いと思います。

作業の大まかな流れ

細かい作業手順に入る前に、ざっくり以下作業の全体感をとらえましょう。

大まかな流れ
  1. すのこを分解する
  2. すのこを切断・やすりがけする
  3. すのこをニスで着色する
  4. すのこをつやだしニスでコーティングする
  5. カバンテープを取り付けする

子供と一緒に作業できるものには「」を、危険なので大人が作業したほうが良いものを「」のアイコンを付けておきますね。

【手順1】すのこを分解する(

まずはすのこの板を分解し、板と棒に分別します。

ポリプロピレン収納ボックスの蓋をすのこで覆うために板は22枚、棒を4本必要です。

すのこを裏返しにしベンチで棒をしっかりつまみ、前後にゆらします。

すると「パキパキ」という音とともに板と棒が分かれます。

板と棒は細い鉄線と接着剤でつながっています。

外すコツは1枚の板を外す際に、2箇所(両サイド)で前後にぐらぐら動かすことです。

棒は非常にもろいので時には割れたりすると思いますが、必要なのは4本だけなのでご安心を。

手順2_杭を取る(

板と棒を分解したら、板または棒についている杭(くい)を抜いていきましょう。

これは必ず大人が作業しましょう。

また抜いた杭をそのまま置いておくと非常に危険なので、1箇所にまとめるなどした方が良いです。

私の場合は写真のように養生テープ(布テープでも可)の上に抜いた杭を置いていき、作業が終わったらそのままテープでくるんで捨てました。

手順3_やすり(

板と棒を分別する際に出たペンチの跡や、ささくれなどを取り除くため、ヤスリがけを行っていきます。

この作業は子供と一緒に行えるので、ゆっくり楽しみましょう。

具体的には大人がささくれや凹凸をヤスリ80番で削ぎ落とし、子供が仕上げをするとスムーズにすすみます。

【手順4】端を落とす(

板を無印のポリプロピレン頑丈収納ボックスの蓋の上に並べていきます。

板を並べる前には必ず棒4本を両サイドに置いてからにしましょう。

なぜなら、棒を置かないと蓋の裏に付いているプラスチックの凹凸が原因で板を並べた際に凸凹になってしまいます。

こうやって並べると完成図がイメージできるのでテンションが上りますね。

ココがポイント

両サイドの板の場所は、蓋の端ギリギリに配置するのがコツです。

そして、角の部分(切り落とす部分)を写真のようにペンで印付けします。

あとはのこぎりで切り落としていきましょう。

手順5_ニス(茶色)を塗る(

ニスで板と棒に着色していきます。

板の表(+両サイド)を塗る→乾燥→裏を塗るという形で、全2回に分けて塗っていきましょう。

一気に四方を塗ってしまうと乾燥する際に、新聞紙などがくっついてしまうので2回に分けています。

そしてニスを乾かす際の置き方にもコツがあります。

1回目はニスを塗っていない裏側を下にした状態で乾燥させます

2回目乾かす際は側面(横)を下にした状態で乾燥させます。

なぜなら、極力新聞紙などの接着面積を少なくしたいからです。

ニスが乾いた際に新聞紙がくっついてしまっても、側面は人目につかない部分になるので問題ないというのが狙いです。

ココがポイント

  1. ニスを塗るハケは子供の人数分(付き添う大人の人数分)あると喧嘩せずに、かつ、作業が捗ります
  2. ゴム手袋を準備しておくと作業終了後の片付けが捗ります。私ははじめ「水性のニスなので手を洗えば落ちるかな」と安易に考えてましたが、意外に洗い流すのに苦労しました。そこで以降はゴム手袋を片手にはめる方法に変えたところ、劇的に作業効率があがりました。
  3. ニスは多めで塗ってしまうと表面がまだら模様になってしまう&新聞紙がくっつくので、少しずつ塗るのがコツです。

手順6_ニス(光沢)を塗る(

手順5と同様にニスを塗っていきましょう。

ココがポイント

透明のニスを伸びが非常に良いので、あまり量をつけすぎない方が綺麗な仕上がりになります。
補足:失敗事例

ニスを塗った板の置き方にこだわるのは以下写真のように新聞紙がくっついてしまったのですが、側面だけ(側面は完成すると見えづらくなる)ということで助かった経験からお伝えしています。

【手順7】並べる(

ここまでくれば組み立てるだけです。

板を真っ直ぐに並べます。

そして、板と板の間に可動領域として隙間を空けたほうが良いので、1年玉2枚を使って隙間をつくり、養生テープで固定していきます。

子どもたちも養生テープを貼り付けるお手伝いが出来ます。

一通り並び終えたら、両サイドの隙間も動かないように養生テープで固定します。

手順8_カバンテープの位置決定(

手順7で組み立てたテーブルを裏返します。

ココがポイント

養生テープは粘性が弱いのでそのまま裏返そうとすると養生テープが剥がれてしまいます。

なので、残った板をテープルの下にくぐらせて、お好み焼きをひっくり返す要領で裏返してください。

※特大の写真を撮り忘れたので、大サイズの時のを載せています

裏返したらカバンデープを取り付けしていきます。

私は両サイドから8cmから始まるようにテープを配置しました。

テープを配置したら養生テープで固定していくと、この後のカッターを使った作業がはかどります。

【手順9】カバンテープの取り付け(

カッターを使ってカバンテープを止めていきましょう。

1枚の板に2回カッターで芯を止めます。

この作業は比較的大きな音が発生するので大人で実施するほうが良いと思います。

ココがポイント

カッターを使用する際は板に強く押し当ててはいけません。強く押し当てると芯が板を貫通する事があります。

位置が連れない程度に固定しておくレベルで問題ありません。

【手順10】カバンテープの端を整形(

バンドがテーブルからはみ出る場合はハサミで切り落としましょう。

そして、切り落とした部分は糸くずが出てしまいますので、ライターや着火マンなどでさっと火をあぶると綺麗に収まります。

完成

完成でーす!!

そして蓋にテーブルを配置すると、超平らなテーブルの出来上がり!!

収納用に丸めることも出来ます!!

こちらが完全に丸めた姿です。

私の実体験ですが、このテーブルの製作は難易度が低いにもかかわらず意外に達成感があります!

さっそくこのテーブルにアウトドア用品を配置してみます。

超いい感じですよね。

これで次回のアウトドアがより一層楽しいものになる事、間違いなしです!

まとめ

最後まで読み進めてくださり、ありがとうございます。

自分が作業するイメージはできましたか?

最後に、これからテーブルを作るあなたに向けて、重要だと思うポイントをお伝えします。

  1. 材料は「作業が捗るもの」も準備しておくことをオススメします。なぜなら子供と作業をすると、退屈な時間を作るとすぐに子供は飽きてしまうからです。
  2. 次に、DIYなので多少のズレなどは気にしない
  3. そして最後に、お子さんに色々体験させてあげてください!普段見ることが出来ない集中している顔や考えている表情が時折見れて、非常に楽しいですよ。

    これで今回の「無印ポリプロピレン頑丈ボックス(特大)を用いたテーブル作成」はおしまいです。

    それじゃ!

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