【カビ取り】霧ヶ峰エアコン「MSZ-ZXV7116S」の分解方法16Step
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霧ヶ峰エアコン「MSZ-ZXV7116S」がカビ臭くなってきたので分解掃除したい。でも、どうやって分解したら良いのか分からないので教えてほしい…。

 
→こういった悩みに答えていきます!
 
本記事の内容

 
本記事の信頼性

この記事を書いている私は、完全素人ながら霧ヶ峰のカビ取りに成功しました。

<作業前>

<作業後>

エアコン掃除の初心者は「業者じゃなきゃ掃除できない」と考えるものですが、実は全体の流れと準備物、コツをおさえれば素人でも作業を行うことができるんです。

実際に僕は、この記事で紹介する流れを真似して、霧ヶ峰のカビ取りを1人で行うことができました。

シロッコファンのカビが取れることで、エアコンを使用している間のカビに対する懸念が無くなり、とても気持ちが良いです。

・この記事は約5分で読めるので、エアコン掃除に挑戦してみたい!という方は最後まで読んでくださいね。

【準備物】エアコン洗浄で使うもの

この記事で使用する準備物を載せておきます。

分解には「脚立とドライバー」が、洗浄には「噴霧器とカバー、洗浄溶剤」が必要です。

・脚立

・ドライバー
→磁石対きのものがビスを落とさずに済むので便利ですよ。

・エアコンカバー
→買ってから2年ぐらい経ちますが、生地がしっかりしているのでヘタリが少ないと思います。

・噴霧器

・洗浄溶剤
→僕は頑固なカビを取りたかったので、業務用を使いました。

 
どれも普段使わないものだと思うので、ショッピングサイトの口コミを見てみてください。

僕も吟味しているときに、めっちゃ口コミを参考にしました。

【手順1】電源を抜く


まずは、コンセントを抜いていきましょう。

家電を分解する際には電源が入らないようにするのが基本です。

理由は作業中の感電を防ぐためです。

意外に忘れやすい部分なので、必ずコンセントを抜きましょう。

【手順2】前面カバーを開ける


次に前面カバーを開けていきます。

前面カバーは左右に指をひっかける部分があるので、簡単に開けることができます。

おそらく、フィルター掃除なので過去一度は開けたことがある人が大半だと思います。

前面カバーは開くとダストボックスが見えてきます。

【手順3】ダストボックスを取る

次にダストボックスを取り外していきます。

ダストボックスはレバーを寄せれば簡単に取り外すことができます。

これも定期的な掃除などでやっている作業だと思いますので、特に問題なくできるかと思います。

【手順4】黒い枠を取る

ダストボックスを取り外したら、その下部にある枠を取り外しましょう。

【手順5】フィルターを取る

今度はフィルターを取外します。

フィルターはダストボックスの上部にあります。

水色のカバーをスライドさせ、中からフィルターを引き抜きます。

【手順6】ルーバーを取る(前方、後方)

次にルーバーと呼ばれる風向きを上下に制御するための羽を取外します。

このルーバーは前方、後方にそれぞれ2枚ずつ付いています。

「ルーバーなんて外したこと無い!」って感じる方もいると思います。

 
確かにそういう意見も分かります。僕も取外しするまで同じことを考えていました。

しかし、このエアコンは素人でも簡単にルーバーを取外しできる設計になっています。

なので、写真のようにルーバーのつまみをスライドさせるだけで固定が解除されるのです。

<前方のルーバー>

<後方のルーバー>

取り外したルーバーを見てみると、だいぶカビが付いていますね。

取外した部品は水洗いし、しっかり乾燥させるのがポイントです。

ここまでの作業は定期的な掃除でやったことある内容ですね。

さて、ここから本格的な分解作業に入っていきます。

初めて行うときはドキドキするものですが、一通りの作業を一度経験しちゃえば次回以降はスムーズに作業できちゃいます。

【手順7】前面カバーを取る

さっき開いた前面カバーを取外していきます。

具体的には開いた状態で前面カバーの根本(開いた状態をキープしているところ)を手前に引くと取り外せます。

そして、前面カバーを取外したあとの姿がコチラ。

だんだんメカニックな状態になってきましたね。笑

【手順8】下部カバーを取る

次に下部カバーを外していきます。

下部カバーを取り外すには以下のように5箇所のビスを外します。

すると、前面カバーはプラスチックの爪だけで止まっている状態になります。

なので、前面カバーを手間に引くと簡単に取り外せます。

前面カバーを取外した後の状態がこちら。

銀色の電源系基盤(電子部品)が入ったボックスが見えてきました。

この状態でプラスチックのカバーが付いているのは左右だけなので、残りのカバーも外していきます。

【手順9】左カバーを取る

まずは左カバーから取外していきます。

左右どちらから攻めても良いのですが、個人的には空間が大きく空いている方から先に取り掛かると良いと思います。

理由は、取外しにコツがいるからです。

→僕は向かって左側から攻めることにしました。

まずはビスを1本抜きます。

そうすることで左カバーは天井付近の爪1箇所で止まっている状態になります。

そして、左カバーをスライドする形で引き抜きます。

<取外しのコツ>
・上部の爪を外す
・小刻みに揺らす

ぶっちゃけ、すべての工程の中で左右カバー取り外しが一番難しいと思います。

→僕もこのカバーの取り外しに15分くらいかかりました。

理由はプラスチックの爪が硬いからです。

意識するのはエアコン上部のを取ることと、小刻みに動かしながら引き抜くことです。

【手順10】右カバーを取る

左カバーと同様の手順で右カバーも取外していきます。

こちらもビスを1箇所取ります。

そして、右カバーを引き抜くようなイメージで取外します。

ぶっちゃけ、僕は右カバーの取り外しのほうが難しかったです。

理由は作業スペースが狭く、天井付近の爪が取りにくかったからです。

なんとか取外しを終えた姿がこちら。

これでエアコンに付いているプラスチック部分がほぼ皆無になりました。

【手順11】銀色カバーを取る

取外し作業も後半の工程に入っていきます。

基盤ボックスを開けにかかります。

基盤ボックスに手を入れる理由は、このあと外す掃除ユニットの電源を抜くためです。

具体的な方法は基盤ボックスの左右2箇所のビスを取外します。

すると、左右の爪(レバー)で銀色のカバーが固定されている状態になるので、取外します。

ここまで来ると、ちょっとだけ玄人みたいですね。笑

【手順12】掃除ユニットを取る

さて、取外し工程の最後の作業です。

エアコン上部に位置する掃除ユニットを取外していきます。

掃除ユニットとは、前半のほうで説明したダストボックスやフィルターなどが入っている部分のことです。

掃除ユニットは向かって左側がビスで、右側が爪で止まっています。

まずは左側のビスを外します。

そして、右側の爪を取り外す前に電源コネクターを抜きます。

→基盤ボックス左上にある青色のコネクタ2個です。

この状態で、掃除ユニットの右側の爪を取り外しつつ引き抜くと、取り外せます。

掃除ユニットを取外した状態がこちら。

流石にここまでで分解作業は終了です。笑

ここからはカビ取り清掃作業を行います。

【手順13】風ガイド(灰色)の見える範囲を掃除する

まず、吹出口にある風向きを左右に制御する羽に付いているカビを綺麗に取ります。

私はウェットティッシュにウタマロ(中性洗剤)を染み込ませて掃除しました。

この羽にも細かいカビが点々と付いているのが分かると思います。

この空間を風が通っていたと思うと恐ろしいですね。

そして、一番のカビの温床であるルーバーを覗くと・・・

もうヤバすぎますね。

見事にカビだらけです。

2017年から使い始めているので約4年でこの状態です。

ここからは洗浄作業です!

【手順14】養生する

次に養生を行います。

エアコン洗浄において、養生はとても大事です。

ぶっちゃけ、洗浄作業を成功するか失敗するかのカギになる部分だと僕は思います。

<養生のポイント>
・電子部品は袋で全体を覆う
・天井付近のエアコンと壁を養生テープで埋める

 
特に電子部品は水分に弱いので、確実に養生をしましょう。

僕は袋を電子部品にかぶせ、入り口を養生テープで縛っています。

また、エアコン洗浄をすると意外にエアコン裏面に洗浄液が入り込んでアタフタ・・ってこともよくあります。

なので、エアコン上部と壁との隙間も確実に養生テープで塞ぐようにしましょう。

【手順15】カバーをかける

養生が終わったら洗浄用のカバーをしていきます。

<ポイント>
・カバーと壁の間も養生テープで埋める

 
ここでもコツは徹底的に養生テープで隙間を塞ぐことです。

具体的に忘れやすい部分として、写真のようにエアコン吹出口下部2箇所も養生しましょう。

<天井付近>

<吹出口付近>

【手順16】洗浄する

カビの温床だったエアコン内部を溶液を使って洗浄していきます。

溶液をシロッコファンに噴射するたびにカビが取れていくのが快感に感じると思います。

<ポイント>
・洗浄は気持ち狭い範囲で行う
・洗浄後の水洗いは念入りにする

 
洗浄時のポイントは、あまり隅々まで洗浄しようと思わないことです。

なぜなら、意図しない部分に洗浄液が入り込んでしまう事があるからです。

僕も過去、「せっかくエアコンを分解したので、隅々まで洗いたい!」って思いで洗浄してましたが、養生している内部に溶液が入り込んだりと悲惨な経験をしました。

→なので、この記事を見ているあなたは、ひとまわり狭い範囲に溶液を噴射することを心がけてみてください。

また、洗浄後の水洗いは念入りにやっておきましょう。

溶液が残ったままだと金属に悪い影響がありますし、その溶液に触れて出てきた空気を吸いたくないですよね。

まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

この記事は私が3年後自分のエアコンを再度掃除することになった場合にも、迷わずにいけるように大切なポイントまで解説しました。

この記事を見ているあなたにも十分な知識が伝えられたと思います。

次は行動あるのみですよ。

おしまい!

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