
→こういった悩みに答えていきます!
<交換風景>

天板を分解する記事が意外に少なく苦労したので、将来の自分とこの記事を必要としているあなたのためにもノウハウを残しておきたいと思います!
この記事は「【壊さない】Panasonic食洗機「NP-45VD6」の異音によるポンプ交換方法」の後続記事です。
Panasonicのビルトイン食洗機「NP-45VD6」のポンプ交換をキッカケに分解に着手したのですが、途中で水漏れを発見してしまい、天板を取り外す羽目になってしまいました。
ただ、天板を取り外す方法がインターネット上に少なく困った経験があります。
- 1 【準備物】これだけは揃えよう
- 2 【手順1】食洗機の後ろを取り外す
- 3 【手順2】食洗機の天板のビス6箇所を取り外す
- 4 【手順3】天板のスプリングを外す
- 5 【手順4】天板四方のビスを外す
- 6 【手順5】天板を引き抜く
- 7 【手順6】水漏れの原因を探す
- 8 【手順7】汚れた部分の洗浄を行う
- 9 【手順8】水漏れしていた食洗機内部の洗浄
- 10 【手順9】排水ホースを加工
- 11 【手順10】排水ホースの取付
- 12 【手順11】天板のパッキンの戻し
- 13 【手順12】天板を戻す
- 14 【手順13】背面カバーを戻す
- 15 【手順14】庫内のビスを戻す
- 16 【手順15】水栓周りの戻し
- 17 【手順16】食洗機の戻し
- 18 【手順17】給水ホースの戻し
- 19 【手順18】電源ケーブルの戻し
- 20 【手順19】食洗機の戻し
- 21 【手順19】試運転
- 22 【手順21】食洗機の留め具を戻す
- 23 まとめ
【準備物】これだけは揃えよう

初めに部品材料系を説明します。
排水ホース
こちらは純正品がなかったので、代替品を活用しました。
ちなみに食洗機に標準で付いているコードの長さが異なります。
スイッチボットの水漏れセンサー
最後に、DIY修理で水栓回りをいじってるので、水漏れリスクがとても気になりました。
なので、早期に検知できるように、スイッチボットの水漏れセンサーを仕込んでおくことにしました。
修理が終わって試運転を開始した時から急に不安が押し寄せてきたので策を打った形です。
今度は準備材料について紹介していきたいと思います。
モンキーレンチ
これは水栓から浄水ホースを取り外し/取り付けする際に使います。
おそらくコレがないと給水ホースは外せないですし、取り付けの際も水漏れを起こしてしまいます。
養生テープ
養生テープはDIYする際には必需品です。
なぜなら、食洗機から取り出したビスを無くさないように付近に貼り付けたり、排水溝に蓋をするのに使えるからです。
養生マット
食洗機をキッチンから取り出して床に置く際に使用します。
食洗機を引きずると床を傷つけてしまうので、それを防止するためです。
プラスドライバー
食洗機の各種ビスを取り外すのに使います。
ビスを外す際にポロッと食洗機の奥に入ってしまうと大変なので、磁石付きがオススメです。
硬貨(1円玉)
水栓の元栓を閉めるのに使います。
「え?お金を使うの?」と感じると思います。
実は、ビルトイン食洗機の水栓はとても狭い場所にあるのがアルアルなのでマイナスドライバーだと高さが当たってしまい、作業に不便なのです。
クエン酸
取り外した食洗機の各部品に付いているカルキ(白色のザラザラしらもの)を溶かすのに使います。
正直、こんなに溶けていくんだ!って身を持って実感した代物です。
準備ができたら早速、分解方法の説明に取り掛かりましょう。
【手順1】食洗機の後ろを取り外す

まず初めに食洗機背面のビス7箇所を取り外します。
主なポイントは次の通りです。
・出来る限り広いスペースで行う。
・水漏れが起きてもいいように、布巾準備を忘れずに。
ポンプ交換まではキッチンの周辺でやっていたのですが、ここまで来ると広い場所での作業が必要になってきます。
なので、とても重たかったのですが食洗機をリビングまで運んで修理を継続しました。
食洗機背面に付いているビスは数が多いですが、全て外すと簡単に背面の銀色カバーを取り外すことができます。
<ビスとカバーを取り外した所>

水漏れが起きていたことが分かるかと思います。
この時点でも水漏れの原因を探ることはできるのですが、一部見えない部分もあるので天板も外します。
【手順2】食洗機の天板のビス6箇所を取り外す

食洗機の背面からでは水漏れ箇所の判断がつかないため、天板も取り外していきます。
まずは六箇所のビスを取り外します。
<ビスの位置>

こちらは特段迷うことなく作業ができると思います。
天板を開けると右端(食洗機裏面)部分が透明のテープで止まっている状態なので、剥がれないように気をつけましょう。
<透明なテープ>

【手順3】天板のスプリングを外す

蓋を開けたら2つのスプリングを取り外します。
このスプリングは食洗機の引き出しが閉まったときに、天板を庫内に密着させる役割があります。
スプリングは引っかかってるだけなので、引き抜くと簡単に取り外すことができます。
【手順4】天板四方のビスを外す

今度は食洗機本体から天板を取り外す作業に移りたいと思います。
食洗機の天板は四方のビスで止まっています。
主なポイントは次のとおりです。
・引き出しが開いているとビスが見えない。
・引き出しを閉めているとビスが見える。
このビスはとても面白い構造をしています。
次の写真のように食洗機の引き出しが開いている状態だとビスが見えません。
<引き出しが開いている所>

しかし、食洗機の引き出しを締める(2-3cmは開けておく)とビスが出現します。
<ビスが出現した所>

この出てきたビスを取り外します。
反対側も同様に2箇所のビスを取り外しましょう。
<反対側のビス>

このようにビスが入っていた穴を確認しておくと戻す際に大変安心します
以上で天板を取り外す準備が整いました。
【手順5】天板を引き抜く

いよいよ天板を取り外します。
次の写真のように引き出しを2-3cm開けた状態で、天板を左に軽く押し込みつつ右側を持ち上げると取り外せます。
<天板が取れた所>

ちなみに天板には水漏れ防止のためのパッキンがあります。
カルキが点在していたので後ほど綺麗に掃除します。
<天板のパッキン>

これで食洗機が上から丸見え状態になります。
引き出しを全開にすると、水漏れ箇所の調査がしやすいです
【手順6】水漏れの原因を探す

ここから食洗機庫内に水漏れを発生させた原因を探っていきます。
主にみるべきポイントは次のとおりです。
①排水ホースにひび割れは無いか?
②どこに水しぶきが飛んでいるか?
私の食洗機の場合は、排水ホースが若干ひび割れを起こしていました。
<ひび割れを起こしている排水ホース>

ただ、手で無理やり広げない限り大きな水漏れが起きることが無いレベルです。
そこで、写真のようにホースを束ねている黒色プラスチックカバーも開けて細かくチェックしました。
<上から見た様子>

しかし、顕著に割れている箇所が見当たりません…。
【手順7】汚れた部分の洗浄を行う

今度はカルキなどで汚れている部分を綺麗に洗浄していきます。
主なポイントは次のとおりです。
・白いカルキにはクエン酸が抜群に効果あり
・食洗機の底はキッチンペーパーを活用してパックする
・クエン酸を巻いた部分は綺麗に拭き取る
各部品の洗浄の様子をシェアしたいと思います。
背面カバー
まずは背面カバーを洗浄していきます。
背面カバーは真ん中から下部にかけて水しぶきが飛んだあとが点在しています。
<背面カバー>

いろいろ試行錯誤したのですがカルキにはクエン酸が1番簡単に溶かすことができました。
<クエン酸を撒いている所>

クエン酸をつける際はゴシゴシこすらずに「カルキに染み込ませる」イメージでやると鉄板も傷つきにくくカルキも除去できます。
<掃除した後の背面カバー>

写真だと分かりづらいのですが、手で触るとザラザラしていたのがツルツルになりました。
天板

次に天板を洗浄していきます。
天板はパッキンが付いているので、取り外しましょう。
<天板>

天板のゴムパッキンを取り外すと水カビとカルキでとても汚れています。
パッキンは軽くスポンジで汚れ落とし、クエン酸に浸けておくとカルキを取り除くことができます。
また、天板の側面の黒い汚れは歯ブラシで擦ると簡単に落とすことができます。
<黒い汚れ>

天板とパッキンは洗い終わったら必ず長時間置いて乾燥させましょう。
<乾燥後>

多少白い部分は残っていますが、全然きれいになったと思います!
【手順8】水漏れしていた食洗機内部の洗浄

最後に水漏れが発生している食洗機底面の掃除に取り掛かりたいと思います。
なので、「クエン酸をふりかけその上にキッチンペーパーを敷き少量の水でクエン酸を溶かす」ということをしました。
<クエン酸を振りかけたところ>

少し見づらいですが、ザラメ状のがクエン酸です。
そして、キッチンペーパー敷き&水を染み込ませていきます。
<キッチンペーパーを敷き詰めて水をかけたところ>

10分ほど置くと汚れがだいぶ浮き上がってきます。
後はスポンジや歯ブラシで汚れをそぎ落とします。
<歯ブラシで汚れを落としている所>

最後にキッチンペーパーを取り除き、タオルで何度も水拭きをしながらクエン酸を取り除きます。
<水拭きをしている所>

私はざっくり10回ほど拭き取りを行い、クエン酸成分を取り除きました。
掃除の結果がこちらです。
<掃除の結果>

見栄えは悪いですが、底面のざらざらが一切なくなりツルツルになっています。
【手順9】排水ホースを加工

掃除が一段落したところで修理が必要な排水ホースに取り掛かりたいと思います。
主なポイントは次のとおりです。
・純正の交換品が無い
・純正のホースは170cm〜180cm
今回私は排水ホースの交換品を探し回ったのですが、手に入れることが出来ませんでした。
なので、次の延長用ホースを活用することにしました。
<今回調達した排水ホース>

実際に商品が手元に届いて気づいたことなのですが、長さが足りません。
具体的には純正の排水ホースは約170cm〜180cmに対して、今回調達したのは140cmです。
<上が交換品、下が純正品>

純正の排水ホースから40cm(10cm長め)カットしてホース全体を作りました。
<排水ホースの全体像>

付属のコネクターは返しが付いているので、一度通すと外れにくい構造になっているので安心しました。
私はこの返しの存在を知らずにテスト的にホースを輪に繋いでしまい外れなくなってしまいました。。。
良い子は真似しないでくださいね。
<ジョイントでくっつけたところ>

異なるホースが綺麗に結合してくれています。
【手順10】排水ホースの取付

今度は交換した排水ホースを元通りに戻していきます。
主なポイントは次のとおりです。
・排水ホースのたるませ方は半透明ホースを参考にする
・黒いアームに新しい排水ホースを通して食洗機本体に取り付ける
・最後に排水ホースにクリップを取り付けする(忘れやすい)
排水ホースのたるみが黄色いチューブと同じ位になるように調整し、黒いプラスチックのケースに入れましょう。
プラスチックのケースでは排水ホース1番下に入っていたので今回も元通りに戻します
<黒いプラスチックの中身>

黒いケースの蓋を閉じると次のような感じになります。
<閉じた所>

この写真右奥の排水ホースにクリップをしている部分が意外に大事だったりするので忘れずに取り付けしましょう。
【手順11】天板のパッキンの戻し

次に天板の戻しを行っていきます。
・ゴムパッキンの根本を確実に押し込む
→中途半端な取り付けだと水漏れリスクに繋がる
今回、メーカーに問い合わせたりしましたがパッキンの交換品がありませんでした。
よって、後ろ側にあった部分を前に移動する(180度移動させる)事にしました。
<ローテーションのイメージ>

作業中にパッキンの一部に割れを発見しました。

もしかしたら水漏れはこれが原因だったかもしれないと一瞬よぎりましたが、気にせずに作業を進めました。
パッキンは必ず根元の部分が奥に入っていることを確認しましょう。
天板は食洗機が稼働しているときに庫内を密閉する役割があるので、隙間があると水漏れの原因になってしまいます。
<ココを奥まで差し込む>

私はゴムパッキンを確実に奥に押し込むため、クレジットカードの側面を活用しました。
【手順12】天板を戻す

次に食洗機の天板を元に戻していきます。
天板自体の戻し
まずは天板自体を元通りの位置に配置します。
作業のポイントは次のとおりです。
・ビスを戻す際は引き出しを閉めること
取り外すときも重要なポイントでしたが、ビスは「食洗機の引き出しを閉めた状態」にしか現れないです。
<ビスの穴>

これさえ覚えておけば、間違えないと思います。
<ビスを取り付けしたところ>

残りの3箇所も全て同じことを行いましょう。
ビス戻しが終わった後に引き出しを開閉すると、天板が白いガイドに沿って動くことが分かります。
<天板が稼働するところ>

うまく動けば天板戻しももう少しで完了です。
天板のスプリングを戻す
次に、天板のスプリングを2カ所引っ掛ければ元通りです。
<スピリングを戻した所>

天板ビスを外す
今度は、天板6箇所のビスを取り付けします。
<ビスの取り付けが終わった所>

これは迷うことが無いので、すんなり終わると思います。
以上で天板の戻しが完了です。
【手順13】背面カバーを戻す

ここからは食洗機背面のカバーをもとに戻していきます。
作業のコツは次のとおりです。
・先に真ん中のフックにカバーを引っ掛ける
とてもシンプルなコツなので、迷わずに戻すことができると思います。
<背面カバーを取付した後>

これでカバー周りの戻し作業が終わりました。
【手順14】庫内のビスを戻す

最後に食洗機内側のビス2箇所も元に戻しておきましょう。
改めて思いますが、養生テープでビスを付近に貼っておいて本当に良かったなと感じました。
<留め終わったところ>

流石にこんな庫内のビスの位置や種類まで覚えていられないですもんね笑
【手順15】水栓周りの戻し

ここまで来るのほんとに長かった。。。と実感する頃だと思います。
もう一息ですので、頑張りましょうね!
食洗機本体を戻す前に排水ホースを接続します。
・接続する白い筒が硬かったら水などで滑らせる
・排水ホースを戻した後はバンドで固定する
私が作業した時は排水ホースを取り外すよりもスムーズに取り付けすることが出来ました。
もし、取り外し同様に白い部分が硬かったら水やシリコンスプレーを活用すると良いと思います。
<排水ホース取り付け前>

ちなみに、排水ホースを戻したら、必ずバンドで固定することを忘れないようにしましょう。
<取り付け完了>

【手順16】食洗機の戻し
今度は食洗機本体を7割埋め込みにかかります。
理由は、給水ホースの長さが短く食洗機を出したままだと水栓に接続出来ないからです。
・電源コード、給水ホース、排水ホースの3つが必ず背面に通ってること
もし、給水ホースの長さに余裕がある方は、続けて給水ホースも、元に戻してもいいと思います。
<食洗機を埋め込んだ様子>

【手順17】給水ホースの戻し

次に、給水ホースを元に戻します。
給水ホースは水漏れに繋がる大事な部分なので慎重に行いましょう。
・モンキーレンチでしっかり締める
・銀色の固定具を取り付ける
・水栓は小銭を活用してゆっくり開ける
狭い場所でのモンキーレンチは結構大変だと思います。
寝転がってバンザイした体勢で行っているので、時間をかけてゆっくり行いましょう。
<給水ホースを取り付けしている所>

また、金色の金具を回しきったら白いホースを黒い部品に被せることも忘れずにやっておきましょう。
<給水ホースの取り付け後>

ここまで来たら、元栓を開けましょう。
<1円玉で水栓を開いている所>

元栓開けると水が流れる音がしますが、その際に水漏れが起きていない事を確認しましょう。
食洗機下部のスペースはとても狭く、暗いです。
そこで私は次のようなライトを使って照らしていました。
日常使いでも活躍する代物ですので、ぜひ覗いてみてください。
【手順18】電源ケーブルの戻し
最後に電源ケーブルのアースをコンセントに取り付けます。
これはプラスドライバーで緩めてアース線を挟み込めば大丈夫です。
<アースを戻した結果>

ここまで来たら後もう一息ですので頑張りましょう!
どうしても素人が水栓を触ると水漏れの不安感が襲ってきます。
安心感が全然違うのでオススメです!
【手順19】食洗機の戻し
食洗機を本配置する際のコツは次のとおりです
・本体は奥の方を少しだけ持ち上げるイメージで押し込むときれいに収まる
ただ単に押し込むだけだと、食洗機が奥にある金具にひかかってこれ以上進まない状況になることがあります。
その際は、食洗機の先端(奥側)を少し持ち上げるイメージで押し込むと上手くいきます。
<食洗機を収めたところ>

長かった各種戻し作業もこれで終わりです。
【手順19】試運転

食洗機の中に各パーツを入れて試運転をします。
私が使っているPanasonic食洗機「NP-45VD6」の試運転方法を載せておきます。
①「コース」ボタンを押したまま、「電源」ボタンを押して電源を入れる
②3秒ほどそのまま「コース」ボタンを押していると、「ピピッ」とブザー音が鳴るので「コース」ボタンから指を離す
③再度「コース」ボタンを押すと試運転が開始
※すぐに③を行わないとキャンセルされるので注意。
試運転が始まると、異音が解消している事が分かると思います。
<試運転中>

そして、5〜10分ほどでピーピーピーというアラームとともに試運転が完了します。
<試運転完了>

試運転は水で行っているようなので食洗機の上部フチには水が付いています。
【手順21】食洗機の留め具を戻す
残り、食洗機下部にある留め具をつけていきます。
左右2箇所ずつビスがあるので忘れずに戻しましょう。
<ビス2箇所>

また、食洗機下部には左右1箇所ずつ金具がありますので、こちらも元に戻します。
<食洗機下部の留め具>

以上で、Panasonicのビルトイン食洗機「NP-45VD6」の戻し作業はおしまいです!
まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございます。
今回、ビルトイン食洗機の異音をキッカケに分解修理に挑戦してみました。
ただ、予想した以上に難易度が高かったのが実態です。
このDIY修理にマッチする人とそうでない人を私の経験から整理してみました。
・すぐに食洗機が直らないとしんどい人
・電化製品を分解したことない人
・調べ物が苦手な人
次にDIY修理が向いている人の特徴です。
・DIYが好きな人
・まとまった時間を取れる人
・安く済ませたい人
こんな感じですね。
もし、後者の方は準備物を再掲しておきますので、挑戦してみてください。
排水ホース
スイッチボットの水漏れセンサー
モンキーレンチ
養生テープ
養生マット
プラスドライバー
クエン酸
これで今回の記事を終わりたいと思います!お疲れ様でした!







